2018年6月、東京にあるマイ畑。
ジャガイモの収穫がはじまりました!

みなさんこの記事、覚えていますか?
【※準備中】
2月に植えたジャガイモは無事に育ったのでしょうか?
今回の食オタは、ジャガイモ栽培のその後をお届けします♪
ジャガイモ栽培日記
少し振り返ってみましょう!
少し時期が早いけれど、種イモを植えました。

品種は「アンデスレッド(赤)」
肥料がバランスよく配合された土を求めて、ホームセンターに行ったら、いろいろな種類があったので、この3種類で試してみることに。

AとBの土はプランターで、Cは袋のまま育てることに!
先にAとBのプランターから芽が出ました♪

Cの袋、栽培はまだ出ません。
Cの袋からも芽が出ました!

通常3月初めに植えて30日後には芽が出ますが、気温が低い2月に植えたせいか、約2ヵ月目にやっと芽がそろいました~♪
芽が出ると栽培の第1関門クリア~!という感じがしてホッとします。
なるべく日当たりのよいところに置きました。
水は表面が乾いたら与えます。

気温も上がってきたのですくすく成長していますね。
よ~く観察すると、1つの種イモから複数の芽が出ています。

Aは4本、BとCは2本出ています!
おっと!
ここでCの袋栽培が急成長~!

葉っぱの背丈、大きさ、緑色の濃さともに、Bを抜きましたね!
AとCの勢いがすごいです!
Bは元気ですが背丈が伸びません。

葉っぱの形・色が少しずつ違いますね~。
同じ品種なのに不思議!
あっ!
Aのプランターにはつぼみが♪

だんだん成長に差が出てきました。
背比べしてみましょう♪

袋のコがすごいことになっています(笑)
この日は「芽かき」をしました。
さてここで問題です♪
問題1:なぜ芽かきをするのでしょうか?
①密集している葉を整理して風通しをよくするため
②芽の本数を減らして1本に付くジャガイモを大きくするため
③ジャガイモに日光を当てるため
芽かきをしたら、小さいジャガイモが出来ていました♪

B→A→Cの順に並んでいます!
葉っぱとジャガイモの大きさが比例していますね!
さて、問題の答えはわかりましたか?
正解は・・・
②芽の本数を減らして1本に付くジャガイモを大きくするため
元気のいい芽を2、3本残し、あとは間引きします。
まるで夏を思わせる日が続きぐんぐん成長~!
30㎝定規で背丈を計ってみました。

Aが50㎝くらいBは20㎝。
Cの袋栽培は根元だけで30㎝!
わかりづらいのでCの全体像です。

大きくなりすぎて、バランス悪くなっています(笑)
お花もたくさん咲きました♪
比べてみると・・・

想像以上に差が出ましたね。
植えてから約4ヵ月。
葉っぱが枯れたら収穫の合図なので、若干早い気もしますが、収穫してみることにしました!
前回の記事で土のph値も調べましたよね。
ジャガイモは,ph5.0~6.5。
やや酸性の土が育ちやすい。

~ ph値 ~
A 5.4
B 6.5
C 6.5
BとCはギリギリクリアでした。
問題2:一番ジャガイモが育ったのはどれでしょうか?
A
・プランター栽培
・葉の背丈は2番目に高い
・ph値5.4
B
・プランター栽培
・葉の背丈が一番低い
・ph値6.5
C
・葉の背丈が一番高く勢いがスゴイ
・ph値6.5
袋栽培の勢いにはびっくりしましたが、ph値とバランスのとれた成長ぶりから、Aのプランターのジャガイモは良さそうな予感。
もちろんCの袋栽培も期待大です。

収穫~♪
あるある♪
ジャガイモが見えてきました!
結構、りっぱ~!!
結果発表
ジャ~ン!
収穫できたジャガイモです!

A:収量はすごく多くはないが、なかなか立派なジャガイモができていました。
B:収量も少なく大きいジャガイモもあまりできていませんでした。
C:収量はとても多いが、小さいジャガイモばかりでした。
ですので正解は「A」ですね。
全体を見てみましょう!

左からB→A→C
あのものすごい勢いだったCのジャガイモの小ささにびっくり!
芽かきで抜いたものは、葉っぱの大きさとジャガイモの大きさが比例していたのに…
う~む…
畑で育てる
畑にもアンデスレッドを植えました。

一つの畝に1品種。
いちばん右の畝がアンデスレッドです。
順調に芽が出ました。

このころは雨が少なく地面がひび割れています。
もうつぼみが見えます!

早いですね♪
順調!順調!

周りの仲間のジャガイモもすくすく。
品種によって葉っぱの形や茎の色、花の色…それぞれ違うので、眺めているだけで楽しい!
アンデスレッドの花です。

薄紫色でとても可憐です!
さあいよいよ収穫!

結構大きくなっています♪
根っこもしっかりしています。
まるっとしたジャガイモがたくさん!

化学肥料なしでこの収量は満足♪
大きさも充分!

おいしそうです(^^♪
プランターと袋栽培のものと比べると…

手前がAのプランターの比較的大きいもの。
奥の畑のほうが力強くて大きいですね!
肌はプランターのほうが美しい~☆
栽培結果まとめ
ジャガイモはプランター・袋栽培で収穫できるか?
結果:できる!

・Aの土はph値がジャガイモに適していたと思われる。
・AとBは化成肥料の記載があり、有機肥料と比較して速効性があったと思われる。
・どの土も収穫はできたので、あまり難しく考えずにチャレンジしてみましょう!
反省点
・Cは収穫時期が早すぎたかもしれません。もう少し置いておけば大きくなっていたかも?
・芽かきの時期に追肥をするのをわすれてしまいました。
→全体的にもう少し立派に育ったかも!!
おいしく食べよう♪
アンデスレッド
・ホクホク系で甘みがある
・ポテトフライ・ポテトサラダ向き
皮ごと調理して色を活かそう♪
Cの袋栽培で収穫できたジャガイモは、小さいサイズのものが多かったので、半分にして素揚げにしました♪

粗目の塩を振りかけて、あつあつをいただきました!
ホクホク~♪
※小さすぎる未熟なジャガイモには、ソラニン(毒素)が多く含まれている可能性がありますので注意が必要です。農林水産省のページよりhttp://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/naturaltoxin.html
わが家の定番人気メニュー「ジャガイモと鶏肉のローズマリー焼き」も、アンデスレッドで!

ホクホク系なので鶏肉のうま味が染みて、より一層美味しくできました。
家族にも大好評☆
<おまけ>逆さ植え実験
今年、畑でひとつ実験をしました。
種イモの芽のある側を上にして植える方法と、逆さに植える方法で違いは出るのか?
初めてジャガイモの種イモを植えるとき、芽を上に置くようにと教えてもらいました。
このように皮を上にします。

そうすると芽が土の上に出やすいですよね。
でも反対に、芽を下にして植えると…

一度土に向かって伸びた芽は、地上に出ようと頑張らなければなりません。
「ストレスがかかることによって、病気や虫に負けない強い芽が出てくる」という説があるのです。
ふむ!なるほど!
ということわけで今年は、両方の方法で植えて比べてみることにしました。
品種は紫色のじゃがいも「シャドークイーン」です。
結果は…

左側が全て逆さ植えです。
ジャガイモ 大きいですね!茎も通常植えと比べると太い!!
今回の実験だけでは断定はできませんが、「逆さ植え」試してみる価値ありです!!
野菜を育てていると、自然界のいろいろな発見や気づきがあります。
また、試行錯誤しながら作る楽しみもあります。もちろん失敗もたくさんあります。
上手くいかないことのほうが多いくらいです!
でも!!どんな出来映えでも自分の野菜はおいしい~♪
と親ばかにもなります(笑)
ジャガイモは秋植えもできます。
今秋または来春、みなさんも是非チャレンジしてみてください!
次回の食オタnoteもお楽しみに!