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自宅プランターでこんにゃく栽培はできるか?!栽培日記④~こんにゃく芋の葉が枯れた!編~

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自宅のプランターでこんにゃく芋を栽培して、こんにゃく作りに挑戦!!

食育通販サイト“たべいく”の新商品『育てるこんにゃくキット』プロジェクト。こんにゃく芋農家さんと商品企画し、発売前に「本当に出来るか?」を、いろんなご家庭で実証実験。6名の食オタさん達にモニターご協力いただき、連載形式でその記録をお届けします。

さてさて本当に、種芋から育ててこんにゃくを作ることができるのか?!
栽培日記、連載4回目は「葉の黄化・枯れ」の様子をお届けします。みんなの葉はどんな風に変化したかな?!

自宅のプランターでこんにゃく芋栽培に挑戦!

「育てるこんにゃくキット」プロジェクトとは?

食育通販サイト“たべいく“の食育キット『育てるこんにゃくキット』を使って、自宅でこんにゃく芋から育ててこんにゃくを作って食べよう!という企画。

「もっとこんにゃくを好きになって欲しい」というこんにゃく芋農家さん監修の元、食育キットを開発。育てて・作って・食べる体験ができるキットです。大人も子どもも、こんにゃく愛が深まること間違いなし!
 

実証実験モニターさん紹介

今回、ご家庭で種芋からこんにゃくを育てくれるモニターさんを「食オタメンバーズ」の中から募集。それぞれ異なる住環境で、栽培にチャレンジしていただいています。
≫ 食オタメンバーズとは

栽培に挑戦しているのは、次の6名!

屋外で栽培

 
合田つばささん(野菜ソムリエ)

ゆうかさん(発酵食品マスター)※開葉までで栽培終了
 

ベランダで栽培

 
岩井千都さん(食育アドバイザー)

二本木ちひろさん(栄養士)
 

室内で栽培

 
林真由さん(管理栄養士)

Fさん(栄養士)
 

自宅でこんにゃく栽培スケジュール


5月中旬頃
定植

こんにゃくの種芋をプランターに植え付ける


6月下旬
出芽

芽が出てくる

7月 
開葉

葉が出て開く

今ここ
10~11月
葉の黄化・枯れ

葉が黄色になって枯れ始める

11~12月
収穫

どれくらい大きくなっているかな?!

12月
自家製こんにゃくづくり

採れたこんにゃく芋でこんにゃくをつくろう

 

今回のこんにゃく栽培日記では、10月~11月の「葉の黄化・枯れ」の様子を報告します♪

こんにゃく栽培日記~葉の黄化・枯れ~

 
今回は定植後から「葉の黄化・枯れ」の様子をご説明しますね。

葉の黄化・枯れまでの様子

秋になり、だんだんと寒くなり、気温が下がってくると、葉の色は少しずつ黄色へと変わっていきます。ピンと張っていた葉もしわしわになり、日に日に枯れが進んでいく様子がはっきりと分かるようになります。

この変化は季節の移ろいとともに起こる、自然な流れです。ここからは無理に手を加えることはしません。こんにゃく芋が自分のペースで枯れていく姿を、静かに見守っていきます。

ちなみに、次の写真は私達の事務所で育てているこんにゃく芋。茎までしわしわでクシャっとして、色はあまり茶色くはなりませんでした。何も知らずにこの様子だけ見たらびっくりな姿ですよね。

枯れが進んでいくと、黄色くなった葉や茎の色は茶色くなり、最後は茎が倒れます。失敗してしまったのでは?と心配になってしまいますよね。でも大丈夫!「茎全体が倒れる」これこそが収穫の目安なんです。長い時間をかけて育ってきたことを実感する瞬間ですね。

続いて、モニターメンバーのレポートを見ていきましょう。

 

モニターさんのこんにゃく栽培日記

栽培環境によって葉の黄化・枯れの様子は違うのでしょうか?
葉の色や茎の変化にも注目です!

<屋外で栽培>

合田つばささん(野菜ソムリエ)

✓屋外の庭先で栽培 
✓日当たり良好(日光は直射)

【葉が枯れた日】9月30日 
【天気・気温】晴れ 27℃ 

合田さんのコメント
「今まで青々としていた葉っぱが、先端から徐々に茶色く変化して、茎が倒れてきました。最初は、暑さで腐ってしまったのかと思いましたが、正常な育成だったみたいでホッとしました。 実際触ってみると、葉っぱは、溶けているわけではなく、パラパラと落ちる感じでした。 茎の方は張りがあったのが、なくなく、ふにゃふにゃした感じで最後には、バタリと倒れました。 枯れてから収穫するという、初めての経験で、驚きもありましたが、育てるって改めて、色々考えさせられるなと思いました。 」
 

<ベランダで栽培>

岩井千都さん(食育アドバイザー)

✓一戸建て2階で栽培
✓南向き ✓日当たり良好(日光は直射)

【葉が黄色くなった日】8月30日
【天気・気温】晴れ 34℃

岩井さんのコメント
「高さがあまり変わらないのに、葉の厚さが薄くなり色も黄色っぽくなってきました。虫などは見られません。 瀬下さんにLINEで質問した所、高温障害による葉焼けではないかとの事。」

【葉が枯れた日】9月4日
【天気・気温】晴れ 32℃

岩井さんのコメント
「8月30日の後に豪雨と晴天猛暑が交互にきました。心配していた通り、水っぽい状態で倒れていたのでまた瀬下さんに相談。 完全に倒れたら掘り起こすと指南いただく。 倒れた上部が乾燥するまで待ってみることにしました。」
 

二本木ちひろさん(栄養士)

✓ベランダで栽培(2階) 
✓日当たりまあまあ良い(明るい)

【葉が黄色くなった日】10月6日
【天気・気温】晴れ 20℃

二本木さんコメント
「10月に入り、ベランダのこんにゃく芋がぐっと秋らしく、そして冬支度へと向かっていく様子へと劇的に変化しました。 この時点では、左側の株はまだ葉っぱが鮮やかな黄色をしていました。まるで紅葉のように色づいていて、部分的にまだ緑も残っていたので、「まだもう少し頑張るぞ!」という雰囲気でした。茎もまだしっかり立っていました。 一方、右側の株は、すでに葉っぱが完全に茶色く枯れ、地面に倒れている状態でした。こちらは左の株より一足早く、お仕事を終えていたようです。 開葉した日も背丈も色も違い、同じように猛暑の日光に当たっていたのに片方がより日焼けしてしまったりもあり、同じプランター内なのに同じようには育たないんだな、と感じました。」
 

【葉が枯れた日】10月18日
【天気・気温】晴れ 20℃

二本木さんコメント
「約2週間して、左側の株もいよいよ枯れる時期がやってきました。 黄色だった葉っぱがすっかり茶色く乾燥し、茎も完全に枯れ落ちて、地面に横たわりました。まるで、残っていた生命力を全て地下の芋に送り届け、地上での役割を終えたかのようでした。 10月18日には左右どちらの株も、地上部分は完全に枯れて、見た目はほぼ同じ状態になりました。全ての養分が地下の芋に蓄えられ、こんにゃく芋が冬の休眠期に入る準備が完璧に整ったことがわかりました。 こんにゃく芋が秋の深まりとともに地上部を枯らし、地下の芋を太らせて次の春に備える、という植物本来の姿を間近で見ることができました。」
 

<室内で栽培>

林真由さん(管理栄養士)

✓玄関の中で栽培 
✓日当たりまあまあ良い(明るい)

【葉が枯れた日】10月16日
【天気・気温】曇り 20℃

林さんのコメント
「10/2ごろから葉が黄色くなり始め、約一週間後10/9には枯れていき、約半月で10/16には茎まで枯れました。」
 

Fさん(栄養士)

✓室内のリビング窓際で栽培 
✓日中は光が差し込む(南向き)

【葉が枯れた日】11月11日
【天気・気温】晴れ 15.9℃

Fさんコメント
「春に植えた蒟蒻芋の球根芽が出てぐんぐん成長し家のグリーンとして楽しませてもらいました。10月の中旬頃から倒れ始めて段々、葉っぱも黄色くなり大丈夫かな??と心配しましたが蒟蒻育ての先生に相談し、もう水をあげないでいいですよ。とお言葉も頂いて11月には、2本目も倒れ始めて少しずつ葉も枯れ始めました」

こんにゃく栽培の方法/こんなときどうする?

こんにゃく芋農家がサポート!

葉の黄化、枯れていく様子もそれぞれでした。気温、日当たりなどの違いが枯れ始める時期にも影響しているようです。「葉が黄化して枯れてくる」ということを事前にわかっていても、その姿を目の当たりにすると「この状態で本当に大丈夫かな?」と不安に思ったメンバーも多かったと思います。モニターメンバー全員が初めてのこんにゃく芋栽培。だからこそ困った時に相談できる環境は必須!!

困った時の強い味方!群馬県にあるセシモファームの瀬下(せしも)さん。この『育てるこんにゃくキット』を一緒に企画してくださった農家さんです。LINEグループでモニターさん達の相談に乗っていただいています♪

<セシモファームからご挨拶>

群馬県昭和村でこんにゃく芋を栽培しております、セシモファームです。
火山灰土壌と冷涼な気候が育む、こんにゃくのふるさと。地域に受け継がれてきた栽培技術と、化学肥料をできるだけ削減した土づくりで、一つひとつ丁寧に育てています。
暮らしの中では見えにくい「こんにゃくの原点」を、もっと身近に、もっと楽しく感じていただけますように。自然の力と人の手が育てた本物の味、ぜひ一度ご賞味ください!

こんにゃく芋作りのプロ、瀬下さんからのアドバイスも、こちらで紹介していきますよー!
 

質問①:こんにゃくの木がどんどん下がっていきます…

「こんにゃくの木がどんどん下にさがっていくのですが、これは正常ですか?」

葉の黄化、枯れていく様子を見るのは初めてのこと。変化していく姿、スピードを見ていると「これで大丈夫かな?」と不安になりますよね。

瀬下さんからは、「もう時期的にも寒くなってきますので、枯れ始める時期です。完全に倒れたら収穫してみてください!」と教えていただきました。

開葉の時には想像ができなかった、枯れていくこんにゃく芋の葉と茎の姿。思いがけない姿に不安になりますが、瀬下さんに相談することで解決!安心して経過を見守ることができましたね。

質問②:枯れていく様子に違いがあります…

「1本は枯れきる前に倒れ、もう1本は元気です。元気な方の根元だけ水やりをしたほうが良いでしょうか?」

同じプランターで育てていても、育っていくペースや姿はそれぞれ異なります。葉が早く倒れるものもあれば、最後まで元気な姿を保つものもあり、こんにゃく芋にもそれぞれの個性があることが分かります。

瀬下さんからは、「室内だと気温が高くて枯れるのに時間がかかること、元気な方はこのまま様子を見て、水やりはせすに枯れるのを待ちましょう」とアドバイスいただきました。

寒さとともに葉が黄化し、枯れていくこんにゃく芋ですが、室内で育てている場合は、気温の影響でその変化がゆっくり進むこともあります。「枯れ方が違う=異常」ではなく、栽培環境や個体差によるものとして受け止め、慌てず見守ることが大切ですね。

まとめ

食育通販サイト“たべいく”の『育てるこんにゃくキット』プロジェクト。果たして本当に、モニターさん達の自宅でこんにゃく芋が育つのか?!

今回は「葉の黄化・枯れ」の様子をお届けしました。

葉が枯れていく姿は、初めて見ると不安になるものですが、こんにゃく芋にとっては自然な成長の過程でした。栽培環境や気温の違いによって、変化のスピードや姿はさまざま。1つとして同じ育ち方がないことも、今回の観察から見えてきました。見た目の変化に一喜一憂しながらも、自然の流れを信じて見守る。そんな時間の積み重ねこそが、このキットならではの学びだと感じています。

また今回のモニターを通して、こんにゃく芋の栽培に適している環境や、季節ごとに気をつけなくてはいけないことなどたくさんの気づきがありました。これらの気づきは、今後の『育てるこんにゃくキット』販売に向けて、より分かりやすく、安心して育てられる内容へと反映していきたいと思います。

 

次回のレポートでは、いよいよ「収穫&自家製こんにゃく作り」の様子をお届け!
無事にこんにゃく芋を収穫し、自家製こんにゃくを作ることはできるのか?引き続き、モニターのみなさんのリアルな声とともにレポートをお届けしていきます。どうぞお楽しみに!

それではまた、次回の報告でお会いしましょう!

『育てるこんにゃくキット』栽培日記

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